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地元で見かけたよくできているすごい看板

2014.09.11

こんにちは、銀ねこです。
昨日色の話をして、地元で見かけるカラー戦略が素晴らしい看板についてどうしても書きたくて5時くらいから眠れなかったので徒然に綴ります。

一目見たら脳裏に残るすごい看板

地元交通量の多い国道沿いにあるビルの上にある看板について。一目見たら印象が強く頭に残ります。
特にデザイン的にこっているわけでもなく何のへんてつもない普通の看板です。

記憶をもとに簡単に作ってみました。

これ



恐らくエ〇本が置いてある本屋さんなのでしょう。
そんなことは一言も書いていないけどそうに違いないと思ってしまいます。

視認性・誘目性がピカイチ

こんなに目を引いてしまう理由はなんといっても色の組み合わせです。

色相環」

こちらは色相環です。
純色を12色ぐるーっと輪っかにしたものです。
純色といえど色によって明るさや鮮やかさに差がでます。
一番上の黄色は純色の中で明るさ=明度、鮮やかさ=彩度がともに高いです。黒は明度、彩度がともに0です。
つまり、黄色と黒の組み合わせのコントラストは非常に強い組み合わせとなりますので、
強烈な印象を与えすぐに目に飛び込んでくるはずです。
赤も誘目性が高い色で注意をひきたいとき活用されています。

工事中・危険

もう、お気づきですか?
この色の組み合わせよく見かけますよね?
工事現場のあの看板も「工事中」「危険」の文言を読ませたいので、まずは色彩で注意をひくカラーになっています。

ギリギリセーフ

技ありなのがHOTな本の文言です。
ポイントなのが白はもっとも明るい色と純色の中で最も明るい黄色を組み合わせています。
文字がベースになじんで同化しています。ここが狙いで唯一赤の「H」の文字が浮き上がって見えます。赤は単色でも非常に誘目性の高い色です。

Hが目立つ

誰がどう見てもHにしか見えません!

もう、意図的にやっているとしか思えません。さらに右側の女性の絵が「H」の文字のその先の意味を想像させてくれます。


少ない情報でうまいことアピールできています。すごすぎます。
この道を通る男子学生はどんな本が売ってあるんだろうと悶々としたことでしょう。


看板のある国道は誰もが通ります。この公(おおやけ)の道で堂々と「Hな本」とは書けば住民から取り外すよう反対運動が起こることでしょう。

もしクレームがあっても「HOTな本」と言い切ればいいのです。非常にうまい戦略です。

まとめ

今回は私が昔からすごいと思っていた看板のカラー戦略を中心にお話させていただきました。
色彩やデザインはかっこいいのがすべてではないのでたまにはこういうものも着目してみるといいですね。

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