コピペでOK!セレクトボックス(プルダウンメニュー)のカスタマイズ方法Front End Programming

コピペでOK!セレクトボックス(プルダウンメニュー)のカスタマイズ方法

CSS

フロントエンドエンジニアのかみーゆです。
フォームパーツのカスタマイズって難しいですよね?
中でもセレクトボックス(プルダウンメニュー)をCSSでカスタマイズする時は手を焼きます。

ということで今回はセレクトボックスの書き方、CSSでのカスタマイズ方法をケース別にまとめてみました。
スニペットも用意しています(随時追記します)。WordPressの「MW WPフォーム」や「Contact Form 7」のカスタマイズにも応用可能なので参考にしてください。

セレクトボックスってどんな時に使うの?

セレクトボックスとはHTMLのフォームパーツの一種で、ユーザーにたくさんの項目の中から選択させたい時に使います。
少量であれば、ラジオボタンやチェックボックスで十分だと思います。
ラジオボタンとチェックボックスのカスタマイズについてはこちらをご参照ください。

CSSを駆使してラジオボタン・チェックボックスをカスタマイズ
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私がよく使うのは住所での県などの選択が多めです。

select04.png

セレクトボックスの基本のHTMLの書き方

コードとしては以下の通りで選択させたいアイテムはoptionタグに入れ、それをselectタグでラッピングします。

クリックしたら、こんな感じで項目が表示されます。

select.gif

<select name="selectbox">
  <option value="項目1">項目1</option>
  <option value="項目2">項目2</option>
  <option value="項目3">項目3</option>
  <option value="項目4">項目4</option>
</select>

ボタンやチェックボックスなどのフォームパーツのスタイリングがむずかしい理由

HTMLのフォームパーツ(お問い合わせフォームなどで使うタグ)は標準で複雑なスタイリングを各ブラウザが用意しています。フォームパーツはサイト上で動的に操作できる要素です。

クリックしたり、キーダウンした際に何かしら操作ができてしまう特別な要素。
なのでブラウザ側は特別な見た目を用意しています。

コーダーはカスタマイズ時にあらかじめ用意されたたくさんの標準CSSを打ち消しつつスタイリングしなければなりません。
だからチョー面倒なのです涙。

基本のセレクトボックスのカスタマイズ

まずはデフォルトの要素のスタイルを打ち消します。CSSでappeaaranceプロパティの値をnoneにします。
appearanceプロパティはチェックボックスやボタンなどの各フォームパーツの持っているスタイルを真似たり、もしくは打ち消す時に使います。appearanceについては以下ブログも参考に^ ^。

Screen_Shot_2020-11-10_at_16.01.44.png

appearance: none;

そのほか初期化が最低でも必要なプロパティはこちら5つ

  1. background(背景)
  2. border(ボーダー)
  3. border-radus(角丸)
  4. font-size(文字サイズ)
  5. color(文字色)

デザインに応じて上書きしておきましょう!

IE対応ではappearanceに-ms-expandというドロップダウンメニューを開いたり閉じたりするボタンを作る擬似要素にdesplay:noneをセットする必要があります。

参考:::-ms-expand

select::-ms-expand {
  display: none;
}

また、プルダウン表示されるoptionタグはブラウザや端末(iPhoneとか)に相当依存するのでカスタマイズはむずかしいということをあらかじめ知っておいた方が良いです。

ラッパーを挟んで作る方法

セレクトボックスといえば右端に矢印マークがあるイメージですよね?
標準CSSでせっかくあった矢印マークはリセットすると打ち消されてしまいます。
スタイリングの際は必ずユーザビリティ・アクセシビリティを考えましょう。

一目見てユーザーがこのタグはなにができるか分かるよう矢印マークを再度追加します。

まずはラッパーを使う方法をご紹介します。

矢印マークの素材が用意できないときに私がよく使う手です。

selectの上にdiv(ラッパー)などでラッピングし、擬似要素を利用してマークを作ります。
正方形の要素を作り上部・右にボーダーをにつけて45度傾けたら完成です。
位置をposition: absoluteで右端に固定します。
縦位置ど真ん中にしたいのでtop: 50%に配置してtranslateY(-50%)で要素の高さ半分上に上げています。

  right: 10px;
  top: 50%;
  transform: translateY(-50%) rotate(45deg);
  border-bottom: 2px solid #fff;

もうひとつポイントはz-indexです。

z-indexは要素の重なり順を操作できるプロパティです。

実はabsoluteで位置調整した擬似要素は重なり順が1個上になり、セレクトボックスの上に重なってしまいます。

このままではマークの上をクリックしてもセレクトボックスが反応しないのでセレクトボックスの下にマークを潜り込ませます。
ラッパーにはz-index: 1を、afterにはz-index: -1を付与します。

<!-- HTLM -->
<div class="select">
  <select name="item">
    <option value="項目1">項目1</option>
    <option value="項目2">項目2</option>
    <option value="項目3">項目3</option>
  </select>
</div>
  
// CSS
/* 基本のセレクトボックスのカスタマイズ */
.select {
  background: #cfcedb;
  height: 40px;
  width: 300px;
  border-radius: 5px;
  position: relative;
  z-index: 1;
}
  
.select::after {
  position: absolute;
  content: '';
  width: 8px;
  height: 8px;
  right: 10px;
  top: 50%;
  transform: translateY(-50%) rotate(45deg);
  border-bottom: 2px solid #fff;
  border-right: 2px solid #fff;
  z-index: -1;
}
  
select {
  /* 初期化 */
  appearance: none;
  -moz-appearance: none;
  -webkit-appearance: none;
  background: none;
  border: none;
  color: #333;
  font-size: 16px;
  width: 100%;
  height: 100%;
  padding: 0 10px;
}

デモ

背景画像で矢印マークを仕込むパターン

ラッパーを使うのは面倒!という人は背景画像を利用して作る方法があります。
ぶっちゃけこちらの方がコードはすっきりします。

ポイントは背景の位置です。
右から10pxの位置に固定したい場合は、right 10pxという書き方で指定可能です。
同様に下からの時もbottom 10pxみたいな指定が可能です。

ついでにbackgroundプロパティのショートハンドの書き方のご紹介です。
色 背景画像に指定したい画像のパス リピート 位置 / サイズとなってます。

うまく効かないときは/(スラッシュ)が抜けていることが多いです。

background: #cfcedb url(./assets/arrow.svg) no-repeat right 10px center / 16px auto;

セレクトボックスのコードはこちら

<!-- HTLM -->
<select name="item">
  <option value="項目1">項目1</option>
  <option value="項目2">項目2</option>
  <option value="項目3">項目3</option>
</select>
  
// CSS
select {
  /* 初期化 */
  appearance: none;
  -moz-appearance: none;
  -webkit-appearance: none;
  border: none;
  border-radius: 5px;
  color: #333;
  font-size: 16px;
  padding: 0 10px;
  height: 40px;
  width: 300px;
  position: relative;
  background: #cfcedb url(./assets/arrow.svg) no-repeat right 10px center / 16px auto;
}

デモ

セレクトボックスのケース別スニペット集

セレクトボックスをコーディングしているときによく「これどうやるんだったっけ?」って思い出せないことがあります。
ケース別でスニペットを作成しましたのでよろしければ参考にしてください。

ケース1・セレクトボックス上「選択してください」を表示したいけど、その項目を選択肢から外したい

select02.gif

セレクトボックスにはプレースホルダーがないので、「選択してください」などの文字をoptionタグを使って表示させなければなりません。

とはいえ、実際の項目として「選択してください」を選択されても困りますよね?
そんなときは、selected + disabled属性を付与してCSSで隠して解決します!

  • selected 選択された状態
  • disabled 操作不能
<!-- HTLM -->
<select name="item">
  <option selected disabled>選択してください</option>
  <option value="項目1">項目1</option>
  <option value="項目2">項目2</option>
  <option value="項目3">項目3</option>
</select>
  
// CSS
select {
  /* 初期化 */
  appearance: none;
  -moz-appearance: none;
  -webkit-appearance: none;
  border: none;
  border-radius: 5px;
  color: #333;
  font-size: 16px;
  padding: 0 10px;
  height: 40px;
  width: 300px;
  position: relative;
  background: #cfcedb url({https://ginneko-atelier.com}/assets/arrow.svg) no-repeat right 10px center / 16px auto;
}
  
option[selected][disabled] {
  display: none;
}

デモ

ケース2・optionタグをグルーピングしたい

セレクトボックスの中の項目が多くてグルーピングしたいことがありますよね?

select02.png
optgroupを使ってまとめることができます。
たくさん項目がある際は、ユーザーの可読性も上がるので親切です。

<!-- HTML -->
<select>
  <optgroup label="フルーツ">
    <option value="オレンジ">オレンジ</option>
    <option value="バナナ">バナナ</option>
  </optgroup>
  <optgroup label="野菜">
    <option value="きゅうり">きゅうり</option>
    <option value="白菜">白菜</option>
    <option value="人参">人参</option>
  </optgroup>
</select>

デモ
参考:HTML 要素リファレンス optgroup MDN

ケース3・複数の項目を選択したい

複数選択させるためにはselectにmultiple属性を付与すればOKです。
ただしCSSに非常にクセがあって、とてもカスタマイズが難しかったです。。。

select03.gif

選択した項目にチェックが入るところだけ、CSSで付与しました。
とりあえずチェックが入った時の背景色と文字色の変更が難しい。
力技で、box-shadowを内側に効かせればできましたが、その代わりマークが消えます。。。

また時間があるときにもうちょい調べて追記します。

<!-- HTML -->
<select name="item" multiple>
  <option value="項目1">項目1</option>
  <option value="項目2">項目2</option>
  <option value="項目3">項目3</option>
  <option value="項目4">項目4</option>
  <option value="項目5">項目5</option>
</select>
  
// CSS
select {
  /* 初期化 */
  appearance: none;
  -moz-appearance: none;
  -webkit-appearance: none;
  border: 2px solid #aaa;
  color: #333;
  font-size: 16px;
  width: 300px;
  background: #fff;
  outline: 0;
  position: relative;
  display: block;
}
  
select[multiple] option {
  color: #333;
  padding: 5px 5px 5px 35px;
  position: relative;
}
  
select[multiple] option:checked {
  appearance: none;
  -moz-appearance: none;
  -webkit-appearance: none;
  background: url(./assets/check.svg) 10px center / 15px auto no-repeat!important;
}

デモ
参考 デュアルリストボックスでクリックされたオプションの背景色を変更する

まとめ

いかがでしたでしょうか?

私はセレクトボックスはフォームパーツの中で一番クセが強くカスタマイズが難しい要素だと思っています。

CSSだけでのカスタマイズは大変ですが避けて通れないのでスタイリング頑張りましょう。

ボタンのCSSスニペット集も追加しました!

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そしてコーディングライフの一助となれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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IT戦士:かみーゆ

「銀ねこアトリエ」へようこそ!フロントエンドエンジニアのかみーゆです。

  • 日本でフロントエンドを中心に約10年Web制作
  • 2019年4月「MacBook Pro とスーツケースだけで生きていこう」と、セブ島に移住
  • セブ島に転職してエンジニア講師
  • オフショア開発担当者
  • 疲れたので辞めてプータロー
  • 人生の充電中でセブ島ライフを満喫(イマココ)

好きな人といるだけでパワースポット!今は大好きな仲間と消耗しない働き方をするために計画中。
13歳の頃から「好きなように生きて好きなように死ぬ」が人生のKPI。
「楽しいか」、「かっこいいか」でやることを判断・取捨択一しています。好きなものは肉とビール。

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