ヒロフロ CMS部でコンクリの8を触ってもらいました

ヒロフロ CMS部でコンクリの8を触ってもらいました

concrete5

2018/6/2広島フロントエンド勉強会でconcrete5(現concreteCMS)の特徴や運用についてお話、みなさんに体感していただきました。

この記事を書いた人

かみーゆ/フロントエンドエンジニア

資金ゼロからフィリピンで起業した海外ノマドエンジニア。IT業界10年以上でテクニカルディレクター(技術責任者)・エンジニア講師・ブリッジSEを経てLenzTechnologies Inc.を設立し、代表を務める。CMS concreteCMSエバンジェリスト。テックブログ以外も「磨耗しない人生」や「海外ノマド」のライフスタイルについて発信。好きなものは肉とハイボール。

concrete5(現concreteCMS)ってなんぞ?

concrete5(現concreteCMS)はCMSの一種でブロック型CMSでは国内シェアNo.1。

concrete5(現concreteCMS)とは?

数年前に東京から佐々木 多生さんがWeb Touch Meetingでconcrete5(現concreteCMS)のお話をしてくださってから、しばらくして「広島でコンクリ」というコミュニティを立ち上げ、今に至ります。

現在、コミュニティ「広島でコンクリ」は他のCMSもフレキシブルにナリッジシェアできるようヒロフロ CMS部に吸収してもらいました。

広島フロントエンド勉強会

個人的には勉強会が細分化して分散しすぎるのは割と問題だと思っている。

いろんなCMSの勉強会をしたいのでCMS部作りました

CMSシェアはWordPressが一番多いですが、もともとブログ用に作られたCMS。作りたいサイトや目的に応じて向き不向きを取捨択一するのが制作側の使命だと思ってます。

いろんなCMSの勉強がしたいでしょ?!

どのCMSも一長一短あります。目的に応じて使い分けれるようになりたいというのもあるので、今回広島フロントエンド勉強会の主催者、井上くんにお願いしてCMS部を作ってもらいました。広島で一番メジャーだったWeb系の勉強会 Web Touch Meetingが昨年終わってしまいIT系の勉強会がすっかり減ってしまいました。

WTMが無くなって多分みんな困ってると思うし、ナリッジシェアとして二月に一度くらいCMS部が開催できればなぁと思ってます。

concrete5(現concreteCMS)の特や向いているサイトをご紹介

たくさん入力項目があったり、内容がコロコロ変わるサイトに向いてます。

割と急な仕様変更に強いCMSです。

おかげさまで今まで何度となく命拾いしてきました。

いろんなサイトを作ってきましたが、不動産系のサイトは特に相性が良かったです。
大規模なサイトもオススメ。お知らせだけならWordPressで十分です。

メリット

自由度が高い

がっつりカスタマイズもできますが、簡易サイトまで柔軟に実装可能です。

編集権限を詳細に決められる

誰にどの部分を編集させるか、そしてその変更に対して公開する云々のロールを詳細に割振れます。チームで運用する際に向いてます。

デメリット

管理画面が重い

多機能な分重いです。あまり機能が必要ないならWordPress > 静的サイト > FBページという感じで無理にCMS化も必要ないと思います。ついでに言っちゃうと、なんでもかんでもなんでもかんでもWordPressオススメする会社ははーっきりいってお客さんのこと考えてないか、物事の本質が分かってないなーと思ってます。

サーバーを吟味する必要がある

割とサーバーを選ぶ気がします。今まで、レンサバでPHPのモジュールが足りないせいで動かなくてあわわわっとなった経験も。。。WordPressは雑食というか、割となんでもいけます。コンクリは大手のレンサバ、例えばサクラ、X-server、CPIは難なく動きました。

実際に触ってみる 参加者のみなさんに実際にconcrete5を触ってもらうためにアカウントを発行しました。今回は運用する側の立場になって触ってもらうのが目的。

開発だけしていると更新する際どんな点が大変かとか見えなくなりがちです。ソースコードを読み解いていくのも大切ですが、運用するお客様の立場を体感してもらえたなら私の目的達成です。
concrete5(現concreteCMS)の機能内でカンタンにブロックを追加したり色々ページを追加したり触ってもらいました。

もともとconcrete5(現concreteCMS)は一度に100人ぐらいがアクセスして、ごにょごにょしても動く強固なCMSとして開発されました。
私の借りている安いレンサバだとさすがに落ちましたが笑、サーバーのプランを吟味したりカスタマイズすれば大丈夫です。

認証機能を試してもらう

誰かが書いた記事を承認権限がある人が確認して公開するというコンクリの機能を体感してもらいました。

結構高尚な機能だと思いますが、この承認機能をconcrete5では標準搭載されてます。 とはいえ、どう承認されるのかを体感してもらわないとわからないと思うので、希望者に協力してもらいました。

複雑な多段階認証が必要であれば、エンタープライズ版(有償)を是非ご検討ください。こちらであれば静的HTMLも吐き出してくれます。

まあ、中〜小規模であれば一段階の認証で十分使える機能です。 設定も難しいプログラムを書く必要がないので、興味ある方は是非試して見てください。

まとめ

レポートが遅くなってしまいましたが、今回CMS勉強会にたくさんの方にご参加いただき感謝してます。
今後も広島フロントエンド勉強会のCMS部でいろんなCMSの情報を発信・共有していきますので宜しくお願いします。

おまけ:ライトニングトークでご紹介いただいたコンクリAPI化を試してみた その後、ライトニングトークでご紹介いただきましたconcrete5(現concreteCMS)のAPI化やってみました。 また記事をまとめますので乞うご期待。